2021年09月09日更新
えんぴつで書いた線どおりにのこぎりを使った正確な角度切りって難しいですよね。額縁や多角形の枠を作りたい時に正確な角度で木材を切れないと、隙間が空いてしまったり、形が崩れてしまったり強度も見た目も悪くなってしまいます。 今回は手動ののこぎりを使って正確に角度切りをすることができるのこぎりガイドのご紹介をします。
監修者 : 株式会社大都(DIY FACTORY) makit(メキット)編集部
makit(メキット)編集部はDIYを通して暮らしやインテリアに特化したコンテンツをお届けします。道具の使い方のコツや、素敵なDIYのレシピ、上手な塗装のテクニックなど自分好みの暮らしを愉しむためのノウハウをお届けします。あなただけの雰囲気のある、世界にたった一つの住まいを一緒に作り上げていきましょう。
目次
木工DIYでは欠かせない角度切り。鋸に慣れていてもなかなか正確な角度のカットは難しいです。卓上丸ノコなどの電動工具があれば、効率的に切断することができますが、価格も比較的高価ですし、家の中では音や木くずも気になるところです。手鋸でそういった問題を解決できれば場所を選ばず低コストでDIYを楽しむことができますね。
安定した木材カットをするためののこぎりガイドは色々とありますが、この「木工用角度切鋸」はよく使う6種類の角度をワンタッチで設定することができます。
まっすぐ切るための90度はもちろんですが、多角形の枠を作るときに必要な45度(4角形)54度(5角形)60度(6角形)67.5度(8角形)75度(12角形)の角度を測ることなく正確に素早く調節することができます。
本体下部の黄色いレバーを引っ張って動かすだけで、パチッ!と角度を決めることができます。
のこぎりの部分は簡単に着脱することができ、角度切り用の本体ガイドから取り外せば通常の木工用鋸として使用することができるので、色々なシーンで使うことができます。
角度カットをするためののこぎりと思って甘く見てはいけません、ガイドに設置することで真っ直ぐに安定したカットができるため、のこぎり特有のアサリ刃にする必要がなく、切断面がとてもきれいな仕上がりになります。
せっかく角度をバッチリ決めてカットしても、切断面が粗いとサンドペーパーできれいに仕上げた際に断面がまっすぐではなくなったり、若干角度が変わってしまうことがありますので、カット後の切断面は重要です!/p>
のこぎりの刃先部分は「衝撃焼入れ処理」という加工がされており、刃先部分が非常に硬く、摩耗耐性がアップすることでいい切れ味を長期間維持することができます。
材料の左側と右側を別々のクランプを使うことにより木材が本体にしっかりと固定されるので、ズレることなく正確にカットすることができます。
本体ベースには作業台などに固定するための5mmの貫通穴が空いているので、市販のネジなどで作業台に固定することができます。固定することにより本体の揺れが軽減されて更に安定した切断ができるようになります。
のこぎりのグリップ部分は滑りにくく握りやすい形状と素材になっているので、安心して作業をすることができます。
のこぎりの刃は一般的な引き切りタイプののこぎりです。引く時に力を入れると効率よく切れます。
右側の黒いアタッチメント2つをのこぎりの刃とレールに合わせて装着します。
先ほど装着したアタッチメントを本体の支柱に差し込みます。
カットしたい部分に鉛筆で罫書き(線を引く)をします。ホームセンター等で販売している「プロトラクタ」という工具を使えば設定した角度に合わせた線をひくことができて便利です。
黄色いレバーを引いてカットしたい角度に設定をします。
さきほど引いた線にのこぎりの刃が合うように木材の位置を調整し、クランプで固定します。
クランプで固定したらあとはのこぎりでカットするだけです。力を入れすぎず、のこぎりを引くときに木材に押しつけるように動かせばが引っかかりにくくスムーズに作業ができます。
基本的な直角カットです。
角度切りの中では一番良く使う45度カットですね。額縁や箱組などでも使う加工です。
45度カットを活かして額縁を作ってみました。隙間もできずきれいに簡単にフレームを作ることができるので、額DIYにチャレンジしたい方にはおすすめです!
5角形を作ることができます。5角形の角度は54度と微妙な角度なので目視で合わせるのが難しく、ワンタッチロックがあると簡単に正確にカットできますね。
6角形を作ることができます。60度カットは雑貨やDIYでも使う場面が結構ある角度切りです。
6角形の1辺に穴を開けて試験管一輪挿しを作りました。6角形は使いやすい形で雑貨としてもいいですね。
8角形を作ることができます。5角形より難しい角度ですが、ロック機能設定があるので簡単に角度カットができますとても嬉しい機能です。
12角形を作ることができます。カット数が多いので大変ですが、かなり円に近い形になるので、いろいろな場面で活かすことができますね。
ワンタッチで簡単に角度の切り替えができるのこぎりガイドいかがでしたか? こののこぎりガイドは鋸刃のストロークがしっかりレールに沿ってくれるので、切断感覚は軽く切り口もきれいだったので、角度切りDIY加工にとても使いやすい工具でした。のこぎりガイドを使って角度切りを活かしたDIYにチャレンジしてみましょう!
※この記事は株式会社http://www.fujiwarasangyo.co.jp/との共同PR企画です。
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