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2022年05月27日更新

傘が壊れたら新しいのを買う?

恥ずかしながら私、いままでビニール傘を消耗品として見ていました。 いまレジ袋も有料なこの時代、そのような考えで良いのだろうか!?…と思っていた矢先に私の傘が壊れた話です。

この記事の監修者

監修者 : 和気産業株式会社 大阪営業部 特販課 KURO

DIY商材を専門に扱う和気産業株式会社 特販課 通販チームにてweb掲載用グラフィックを担当しております、おいしいものと文鳥とお笑いが好きな一児のおとうさん、ライターの “KURO” と申します。 日頃パソコン作業しかしていない私!DIYに携わる部署にいながら手先は不器用!それだけに、DIY初心者の方がどんな所でつまずき易いかも良く分かります。 そんな私が日々お送りするこの記事、初心者の方もそうでない方も、是非是非読んでやって下さいませ!

SDGsの11~15あたり

先日、ビニール傘がこんな事になってしまいました。 とっさに、これはみっともないので早く新しいのを買いにいかなくては…と思ったのですが、その自分自身の思考にかすかな違和感が…。

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「これって日々、レジ袋は要りませんと言っている自分の言動と間逆の事をしているのではないだろうか?!」

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そうです。傘を捨てたその後の事が頭をよぎったのです。えらいものですねこんな末端の私でさえ地球のゴミ問題について考えるようになるなんて。やはりメディアの力って偉大ですね!
という事で修理する事にしました。

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あなたも傘職人

傘はいろいろなパーツで出来ています。下図に破損しやすい部分の名称をピックアップしました。

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今回の私の事例は、親骨を支える受骨の先端にあるダボ(間接の部分)が、親骨から外れてしまったというものです。

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たぶん接着剤でくっつけても強度的にダメだと思います。こことここを何かでくくり付けると良さそうです。

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ところで傘って、さしたり畳んだりするし、雨に濡れるものだし、接着剤とかテープでくっつけるだけではすぐにまた壊れそうな気がしますよね。

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おすすめの商品 “あなたも傘職人” をご紹介。 傘のさまざまな壊れ方を想定して「ここを押さえながらここをホールド出来たら!」という思いをそのまま形にした修理パーツ達、それが “あなたも傘職人” なんです。

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ダボ(間接のところ)の部品自体が割れ、破損している場合はだいたい“間接爪” というパーツがあってそれを使います。

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しかし今回の場合は間接のパーツそのものは壊れていませんので、この “四ツ爪” という固定パーツを使います。

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これを使ってこの関節パーツを親骨にガッチリ固定しようと思います。

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実践

始めにラジオペンチとクリップを用意します。その他心配な方は手袋とかもあったほうがいいかもしれません。それと傘がブヮッって開いて目を突いたりしない様に十分気を付ける様にして下さいね。

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では先ず傘をダブルクリップで半開きの状態にします。傘が開ききって張っていると作業がし辛いからです。

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次に親骨に “四ツ爪” を被せます。

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そして “四ツ爪” を “受骨の間接部分の両端“ と “親骨“ を一緒に咥えられる位置に宛がって

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爪を順番に1つずつ折り曲げていきます。 blank  

この時、爪を一挙動で曲げない様にするのがコツです。

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すべての爪を曲げ終えたら完成です。

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いかがでしたでしょうか。もう天寿を全うするくらい壊れてしまった傘ならいざ知らず、今回のようにまだまだ直せば使えるものを捨てると捨てないでは何百倍のマテリアル差になると思いませんか?

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壊れたら直して使う。当たり前のことですが今の時代その言葉には、ちゃんとしていて格好が良いニュアンスも感じられると思いませんか。最近は専門家に修繕を頼まなくても自分自身で行える便利なツールやパーツがたくさん売られています。まだまだ使えるものはDIYでサクッと修理してしまいましょう!
“あなたも傘職人” には他にもいろいろなパーツがあります。また、私の傘が壊れたらその都度ご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

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