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2019年03月22日更新

アンティーク塗装におすすめ!ブライワックスの塗り方を一挙解説

ブライワックスは無垢の木製品の仕上げやメンテナンスにつかわれる英国王室御用達の極めて優れた家具用ワックスです。簡単に味があるアンティーク風に仕上がるので、DIYには欠かせません。そんなブライワックスの塗装の方法を紹介しましょう。

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makit(メキット)編集部

深い色合いが魅力のブライワックス

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ブライワックスは木材塗装用のワックスの一種。英国王室御用達にも指定されている塗料で、その扱いやすさと味わい深い色合いからアンティークな古びた風合いが好きな人から大人気なんです。

 

ブライワックスの塗装方法

それでは塗装の方法を順をおって説明します。

1木材の表面をヤスリで削って整える

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塗る前に木材をきれいにします。ごみや油分、さびやカビなどを布で拭き取り、表面が保護してあるものはしっかりと剥がしてください。その後、木目に沿ってサンドペーパー(#240→#400)で研磨しましょう。研磨することでオイルステインが浸透しやすくなるのです。この時にサンドペーパーを#500以上を使ってしまうと、表面が滑らかになりすぎて色が入りにくくなるのでほどほどで止めるのがポイント

番手など、紙やすりについて詳しくはこちら
知ってるようで知らない?サンドペーパー(紙やすり)をていねいに解説

 

木材についた木屑を拭く

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研磨の後は木屑がたくさんついているので、布や紙で拭いておきましょう。

 

3水性ステインで塗装をする(省略OK)

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ブライワックスを塗る前にやっておきたいのが「水性ステイン」という塗料を塗る工程。これがあると仕上がりの色がぜんぜん違います。塗る場合はブライワックスと同じシリーズの「ウッドダイ」という水性ステインが相性いいですよ。もちろん絶対に必要という訳ではなく、ワックスだけでもいい色になるので省略しても大丈夫です!

水性ステインについて詳しくはこちら
木目を活かす水性ステインの魅力!古材っぽく仕上げる塗り方

水性ステインとブライワックスの重ね塗りについて詳しくはこちら
ブライワックス×ウッドダイ、重ね塗りのおすすめ色見本

 

4布にブライワックスをつけて刷り込む

布、できればスチールウールにブライワックスをつけて、木材に刷り込むように伸ばしていきましょう。上記の2分弱の動画で実演しています。動画では素手ですがゴム手袋をつけての作業をおすすめします。ワックスは油性のため汚れが付くと落ちにくいんです。

ジャンクに仕上げたい場合は、塗る前に釘や金づちで傷をつけておくと色が濃くなって使い込まれた雰囲気が出ますよ。ちなみにワックスは20度以上で液体になるため夏はシャバシャバになりますが、使用には問題ありません。

 

スチールウールを使うときの塗装のコツ

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スチールウールを使って木に擦り込むように塗ると、木が研磨されながらワックスがしみ込んでいくので、手触りと風合いもよくなります。使う時は一度折って、山になった方でワックスをすくい取りましょう。端の方を使うとウールの繊維が木に引っかかり、すぐにもろもろになってしまいます。

 

5ワックスが乾いたら塗装面を磨く

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ブライワックスは乾燥が早く、10分〜15分くらいで乾きます。乾いたらきれいな布やブラシ、たわしなどでゴシゴシと磨きましょう。こうすることで色が木材に定着し、ツヤも良くなります。ちなみに仕上げは白系の布で磨くのがおすすめ。色移りがないか確認すれば、そのあと使っても洋服などに色移りしにくいということです

 

使用した道具の処理方法

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ブライワックスは可燃性があるので自然発火にも気をつけないといけません。廃棄するときは「水に濡らして生ゴミとして捨てる」という方法をおすすめします。くれぐれも夏の暑い時期にそのままゴミ箱に捨てたりはしないでください。

   

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