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キッチン

2016年07月16日更新

1×4材だけで出来る！スパイスラックの作り方

キッチンに溢れかえるスパイスなどの調味料を収納するスパイスラックを今回は1×4材だけで作ってみました。ラックに入りきらない大き目のソルトミルやペッパーミルも収納が出来る機能性と、ネジ穴を木ダボで隠した見た目にもこだわったスパイスラックの作り方を紹介します。

makit（メキット）編集部

所要時間240分
材料費1000円程度

材料・備品

1×4（ワンバイフォー）材6F（1820mm）・・・2本
ビス（呼び径3.5×長さ25mm）・・・・20本

工具・道具

スケール、さしがね
のこぎり
木工ペッカー（曲線用のこぎり）
電動ドリルドライバーもしくはインパクトドライバー
下穴用ドリルビット（皿取錐9mm）
埋木錐（9mm）
かなづち
塗料
塗装道具（刷毛やウエス、カップ）
木工接着剤
サンドペーパー（#240）

色んな使い方ができるスパイスラックの作り方

1木材をカット

400mm×7と220mm×2をスケールで測り、さしがねで線引きをします。1本の１×4材から400mm×4本、もう1本から400mm×3本と220mm×2が作れます。

線引きしたところをのこぎりでカットするために、木材をクランプで固定します。

のこぎりでカットして400mm×7と220mm×2を作ります。

フロント部分の木材加工をするために400mm材を1つ用意してください。真ん中の上半分を切り取るために上部から40mm両サイドから90mmのところに線引きをします。角は丸く線引きしてください。

木材をクランプで作業台に固定し、木工ペッカー（曲線切り用のこぎり）でカットしていきます。

まっすぐとのこぎりを立ててカーブまで切り進めます。

カーブ後は直線なので通常ののこぎりのようにカットしてください。

カーブの手前でのこぎりをまっすぐ立ててから、線に沿ってカーブにカットしてください。反対側からカットしてもよいです。

カットしたところがギザギザになりますがサンドペーパー等で綺麗にしていきます。

ギザギザが大きいところは木工ペッカーを寝かせてやすり切りのようにします。手をケガしないように細心の注意を払ってくださいね。

あとはサンドペーパーで綺麗に仕上げてから、線引きした鉛筆の線を消しゴムで消します。

サンドペーパーで仕上げたフロント部分の木材です。

2ビスをとめる下穴をあけます。

背板（400mm×3）のビス位置は両サイドから80mm、上下から真ん中の4.5mmの2箇所に印をつけます。

側板（400mm×2）のビス位置は右端から7.7mmと23.5mmに線を引き、上下の両方から20mmの箇所に合計4つの印をつけます。ツーバイフォー定規があればビス位置決めが簡単に素早くできます。目からウロコ！簡単に線引きができる2×4材用の定規の使い方

底板（400mm×1）は両サイドから80mm、上下から20mmの4箇所に、フロント材は背板と同じ両サイドから80mm、上下から真ん中の4.5mmの2箇所に印をつけます。

ビスの下穴は皿取錐を使います。今回はダボ埋めもするために深めに穴をあけますが、ビスが隠れる程度の穴でも良いです。穴あけする深さを確認してマスキングテープを巻いて印をつけます。しっかり電動ドリルドライバーに装着してください。

木材をクランプで作業台に固定し、印をつけた箇所に下穴錐の先端を当てます。

マスキングテープでつけた印のところまでまっすぐ穴をあけます。

綺麗な丸い穴があきました！

※皿取錐の溝に木屑が溜まったらマイナスドライバーなどで取って下さい。手で行うと切れる可能性があるので注意してください。

ビス穴を付けた箇所のすべてに下穴をあけます。

下穴にささくれなどのバリが出ているところをサンドペーパーでやすりがけし、線引きした下書きを消しゴムで消してください。

3組み立てます

側板に棚を木工ボンドで接着し固定させます。棚板の木口にボンドを塗った方がつけやすいです。

接着剤が固まったら下穴にビスを打ち込んでいきます。

底板を木工ボンドで固定させてビスを打ち込みます。側板の木口にボンドを塗った方がつけやすいです。

背面とフロントを順番にビスで固定していきます。

組み立て完成です！

4ビス穴を隠すために木ダボを埋めます

使用する道具は埋木錐ビットです。同じ素材の木ダボの方が見た目もいいので、今回は2×4材で木ダボを作りました。※1×4材だと厚みがないので2×4材を使用。

電動ドリルビットまたはインパクトドライバーのビットを取りつけます。クランプでしっかり作業台に固定された2×4材にまっすぐ埋木錐を入れていきます。斜めに入ってしまうやインパクトドライバーの力の掛けすぎだと木ダボが途中で割れますので、まっすぐ入れる事とインパクトドライバーのトリガー調整で力が掛からないようにしてください。