2017年05月17日更新
アンティーク感がたまらないクラッキング塗装!でもタイミングや量を間違えて失敗してしまうこともあるかもしれません……。今回はクラッキングの基本と、修正方法をご紹介します。
目次
必要なものは以下のとおりです。基本はこれだけで大丈夫。
修正にはこれらのものを使います。
背景となる色を下塗りします。完成時にはこの色がクラッキングメディウムのヒビ割れから見える色になります。
下塗りが乾いたらクラッキングメディウムを塗り重ねます。いつもの塗装より気持ち厚めに塗ったほうがいい感じのひび割れになりやすいです。
完全に乾燥させるとひび割れが起こらないので、中途半端に乾燥させてください。目安としては「指で触っても塗料がつかないけど、粘着感はある」という程度です。
上塗りはヒビ割れが起きやすいよう、厚塗りを避けてください。満遍なく薄く広くがコツです。今回は修正方法を解説するため、わざとムラに塗っています。
通常であればここで完成です。耐久力が欲しい場合はニスでコーティングなどをしましょう。写真は見ての通り厚塗りしすぎた部分や塗れていない部分があるため修正を施します。
ここからはクラッキング塗装を失敗した時の修正方法について解説します。
厚塗りしすぎた部分にテープを貼ってはがします。あまりに強力なテープを使うと上塗りが取れすぎることもあるので注意してください。
同じように、厚塗りしすぎた部分にやすりをかけましょう。
塗れていない部分は刷毛の先っぽで、うすーく線を描くように塗ると周りのヒビ割れと溶け込んでいきます。
修正によって全体的に整えられ、失敗した感はかなり無くなりました。これで完成ですね。
ヒビ割れ加工はいい感じの雰囲気がでるので興味がある人も多いでしょう。もしも失敗したときは慌てずに今回ご紹介した方法を試してみてください。
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