2017年06月02日更新
流木や足場板などの古材を使ったDIY。独特な空気感を醸し出せるのでDIY好きなら気になる人も多いのでは?でも古い材料だけあってそのまま使うのは清潔さが気になります。そこで今回は、手に入れた古材を洗浄する方法をご紹介しましょう。
目次
ではまずは流木の洗い方からご紹介しましょう。
拾ってきた流木は泥が付いていたり、苔やカビが生えていたりするので水洗いしましょう。洗剤を使うときは中性にしてください。アルカリ性や酸性は変色する可能性があります。
木の中に虫がいることがあるので熱湯をかけます。沸騰したお湯をかければたいていは大丈夫ですが、心配な方は「専用の殺虫剤を使う」「大きな鍋で煮込む」「高圧洗浄機の熱で一定時間加熱する」などの方法を取ってください。
乾燥させるために天日干しさせます。内部が湿っていると腐りや虫食いの原因になるので、しっかり乾燥させましょう。もともと湿っていた流木なら一週間程度乾燥させたほうが安全です。すのこ状のものの上において風を通すと乾きが早いです。
流木が完全に乾いたら完成です。ちなみに棚や装飾などに使うならこれで十分ですが、水槽に入れたりする場合は「アク抜き」という鍋で煮込んだりする工程が必要なのでご注意ください。
では次に足場板や廃材などの古材を洗浄する方法を紹介します。
足場板などの古材は釘やネジが刺さっていることがあります。そのままだと怪我をするかもしれないので、チェックして全部抜いておきましょう。気になる方はペンキなどもここではがしてくださいね。
ここからは流木と基本同じです。まずはしっかり水洗いしましょう。洗剤は中性で。
どう使われてきたかにもよりますが、廃材などは虫食いの可能性がありますので殺虫しておいたほうがベターです。これも流木と同じで、しっかり殺虫したい方は薬剤を使用するか鍋で煮込みましょう。
古材もしっかり乾かします。これもすのこ状のものに乗せるのがオススメです。元々が乾燥している古材なので、しっかり両面を乾燥させれば反りは起きにくいですが、心配な方はクランプなどで固定しながら乾燥させましょう。
個人差はありますが、清潔さを重視するのならサンダーをかけておいたほうがいいでしょう。
古いものにもう一度命を吹き込んで素材を活かすのは楽しいですね。皆さんも流木や古材が手に入ったらやってみてください。
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