2017年10月03日更新

オイルステインとは?メリット・デメリットや塗装方法について解説!

「新品の木材を年月を経たカッコい雰囲気にしたい」そう思うのならオイルステインがおすすめです。今回はヴィンテージDIYで大活躍する木材塗料「オイルステイン」についてご説明しましょう。

バンデラス
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オイルステインとは?

オイルステインとは木材に染み込んで着色してくれる「ステイン塗料」の一種。名前通りオイルをベースに作られており、油性ならではのツヤ感や木目の輝きが人気です。

 

木材塗装で活躍するアイテム!

ステイン塗料には水性のものもあり、匂いの薄さや後処理のしやすさで言えばそちらの方がいいかもしれません。しかしオイルステインには水性のものにはない濡れたような深いツヤがあり、その高級感から木製家具などによく使用されます。ちなみに人気のオスモカラーもオイルステインの一種です。

 

オイルステインのDIYアイデア

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オイルステインで塗装されたおしゃれなアルファベットキューブ。お部屋のすみに置いておくだけでおしゃれになりそうですね。

 

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こちらはオイルステインで塗装されたテーブルの天板です。こんないい艶のテーブルで食べたらなんでも美味しそう。

 

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こちらのコタツの天板もオイルステインで着色されています。深い色と質感の中にも木目の美しさが活きていますね。熱いお茶が飲みたい。

 

ステインと普通の塗料は何が違うの?

いわゆる「絵の具」のような一般的ペイント材は「造膜系塗料」と呼ばれ、表面に張られた膜が木材をコーティングしてくれます。その分保護機能は高いのですが、膜によって木目が消えてまうのです。一方ステイン系塗料は木材に染み込んでいくため、膜を張らない分造膜系塗料より保護する力が弱くなっています。しかし浸透した塗料が木の木目を美しく浮かび上がらせてくれるのです。新品の木材を古材のような雰囲気にしたいのならステイン塗装がおすすめですよ。

 

オイルステインと水性ステインの違い

ステインは油性のものだけでなく「水性ステイン」というものもあります。それぞれの違いをざっくり言うと

オイルステイン
・薄める時 → 専用のうすめ液
・洗う時  → ペイントうすめ液or刷毛洗い液
・匂い   → 強い
・ツヤ   → 濡れツヤが出やすい

水性ステイン
・薄める時 → 水でOK
・洗う時  → 水でOK
・匂い   → 弱い
・ツヤ   → マットな仕上がり

となります。こうしてみると水性の方が扱いやすそうですが、油性の仕上がりはとても美しいため木工の工芸品などにも使用されています。ちなみに「水性オイルステイン」という商品もありますが、オイルステインのような仕上がりの水性ステインのことです。

 

オイルステインの注意点

研磨の重要性

ホームセンターなどで購入してきた木材には、手の油分や接着剤が付着していることがあります。その部分にはオイルステインが染み込みづらくなってしまうので、研磨できれいに落としておく必要があります。

 

木材の特性による、染み込み方の違い

木材には年輪がありますが、これは気候の温冷差と木の成長によってできるものです。年輪の色味が薄い部分(早材)は暖かい夏場に成長しており、成長スピードが早く木の密度が低く柔らかいので、染料が染み込みやすくなっています。反対に年輪の色味が濃い(晩材)は成長スピードが遅いため密度が高く硬いので、ステインが染み込みにくくなっています。気候の変動によって木の成長スピードにも変動がでるため、木材の中には気候が一定の地域で生育されたものは年輪がない事があります。

 

仕上げ材が必要

ステイン系塗料は木に染み込んでいるだけなので木材を保護する力はありません。基本的にステインの塗装後は、オイルフィニッシュやニスなどの仕上げ材(木部保護機能のある塗料)を使ってください。木部に塗料を浸透させたままよりも、表面を保護した方が耐久性は明らかに変わってきます。屋外用のオイルステインには、木材を保護する成分が含まれているものもあります。そういった製品を使う場合には、仕上げ材は必要ありません。

 

別の塗料を使う際には順番がある!

〇ラッカー→オイルステイン ×オイルステイン→ラッカー ラッカー塗料に含まれる溶剤は強力なため、オイルステインの上から塗ると表面を剥がしてしまいます。

〇オイルステイン→造膜系塗料(水性塗料など) ×造膜系塗料(水性塗料など)→オイルステイン 造膜系塗料は塗膜を作ってしまうためオイルステインが染み込まなくなってしまいます。

〇オイルステイン→ワックス ×ワックス→オイルステイン 造膜系塗料の一種であるワックスも同じくオイルステインが染み込まなくなってしまいます。ワックスで仕上げた場合には、ワックスが熱と水に弱いためテーブルやキッチン家具への使用は控えた方が良いです。

〇オイルステイン→ウレタンニス ×ウレタンニス→オイルステイン ウレタンニスも造膜系塗料の一種ですが、ワックスと比べるとメンテナンスが難しい点があります。しかしその分、耐久性が高くあります。水性ウレタンニスは安全性が高く匂いも少ないのでおすすめです。

 

オイルステインの塗り方

オイルステインの基本的な塗装手順をご紹介します。

1木材をやすって表面を整える

塗る前に木材をきれいにします。ごみや油分、さびやカビなどを布で拭き取り、表面が保護してあるものはしっかりと剥がしてください。その後、木目に沿ってサンドペーパー(#240→#400)で研磨しましょう。研磨することでオイルステインが浸透しやすくなるのです。この時にサンドペーパーを#500以上を使ってしまうと、表面が滑らかになりすぎて色が入りにくくなるのでほどほどで止めるのがポイント

 

2木材についた木屑を拭く

研磨の後は木屑がたくさんついているので、布や紙で拭いておきましょう。

 

3オイルステインをよく混ぜる

使用する前によくかき回し塗料を混ぜましょう。よく混ざっていないとまだらになり、場所によって色やつやが変わることがありますので注意しましょう。

 

4粘度が高い時は薄める

塗料の粘度が高くて塗りにくいと感じた場合は、うすめ液で薄めてください。必ずペイントうすめ液を使用して、水で薄めないよう注意。薄めすぎると乾燥しにくくなることもありますので、少しずつ足してください。ラッカーうすめ液というのもありますが、間違えて使ってしまうと色の分離が起こってしまう可能性があります。

 

5木口から塗装する

まずは木口から塗り、その後に木目に沿って塗っていきます。一度にたくさんの量を塗らないようにしましょう。雨の日や湿度の高い日は避けたほうがよいです。塗るときや乾くまでに5℃以下になる日や湿度が85%以上になるという日も避けた方が無難ですね。乾くまでに雨などに濡れないよう気をつけましょう。

 

6ウエスで擦り込む

塗ってすぐにウエス(布)で擦り込みながら拭き取ります。綿100%の布で、円を描くように擦り込むとうまくいきます。色が薄いと感じた場合は、30分くらい(表記されている時間以上)時間をあけてから再度塗ってください。

 

オイルステインの仕上げ

オスモカラー+ブライワックス

オイルステインには仕上げ材が必要ですが、大人気オイルフィニッシュのブライワックスを使うのもおすすめ。左がオスモカラーだけの塗装で右がブライワックスを重ねた塗装です。2つを重ねることでどちらか単体で使うよりも色がグッと深くなりました。

 

本格的な木材保護にはニス

ブライワックスなどのオイルフィニッシュだけでも保護機能はあるのですが、耐水性など本格的な保護機能が欲しい場合はニスなどを塗りましょう。強い塗膜で木材をがっちりコーティングしてくれます。

関連リンク
アンティーク塗装におすすめ!ブライワックスの塗り方を動画で解説
木材用塗料の性質をわかりやす~く解説!

 

厳選!おすすめのオイルステイン

ニッペホーム オイルステイン

色は全部で5色。容量は125ml、250ml、750mlの三種類。オイルステインらしいツヤが人気です。

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カンペパピオ オイルステイン

全8色。容量は100ml、300ml、700ml、1.6lの四種類。色ムラになりにくく、落ち着いた色味が大人ナチュラルなインテリアにピッタリです。

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オイルステインをDIYに活用してみよう!

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オイルステインについての理解を深めていただけたでしょうか。DIYを経験していくと、今まで正しいと思って使っていた方法が実は違っていたり、何かのきっかけで新しい発見があったりしますよね。経験していくことでわかることもたくさんあります。オイルステインは色の混ぜ合わせを楽しむこともできますので、オイルステインの特徴など塗る感覚がわかったら、ぜひオリジナルの着色も楽しんでみてもよいかもしれません。

この記事を書いた人

バンデラス

バンデラス

コラムライターのバンデラスです。
世界観のあるDIYが好きで自分が作るときもストーリーから考えます。
DIYアドバイザー資格を持っていたりもします。

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