2016年08月16日更新
溜まる封書やハガキをとりあえず保管しとく壁掛け収納ラックをDIY。落ち着いた色合いの木材に異素材のレザーがポイントのレターラックの作り方を紹介します。木材を余らすことなく全て使うため、900mm×180mmの杉集成材を1枚用意するだけで作れます。
所要時間:180分
完成サイズ:幅180×高さ700×奥行9mm
杉集成材(H900×D9×W180mm) 1枚
合皮(H190mm×W160)2枚
釘(10mm×太さ1.2mm)
スケール、さしがね
のこぎり
かなづち
塗料(ワトコオイル:チェリー)
塗装道具(刷毛やウエス、カップ)
木工接着剤(タイトボンド)
サンドペーパー(#240)
スケールで寸法を測りさしがねで線引きをします。端から700mm、750mm、800mm、850mmのところに線を引きます。
木材と作業台をクランプで固定し、のこぎりでカットします。700mmの長さの板材が1枚と50mm幅の板材が4枚作ります。
50mm幅の板材を丸くカットします。これはレターラック入れる箇所の側板部分となるため、角を丸くカットしたデザインを作ります。斜めにまっすぐや好みのデザインでカットしてもOK。角を丸くカットする方法は、のこぎりで一度真っ直ぐに切り落としてから両端を少しだけカットするとある程度は丸くなります。あとはサンドペーパーで滑らかな丸みに整えます。
700mmの板材も角を(4箇所)丸くカットします。方法は側板と同様にのこぎりでカットしてくださいね。
板材と側板全ての表面をサンドペーパーでやすりがけします。木目に沿って一定方向にペーパーがけしてください。これをするかしないかで塗装の入り方や手触りなどが変わってきます。
ワトコオイルを塗装カップに使用する分だけ入れて刷毛で塗装します。よく染み込む木口(横)から塗ってくださいね。約15~30分乾かします。(今回使用したスポンジ刷毛は油性塗料には不向きですが、サラサラした粘度のワトコオイルは塗りやすくおすすめです!)
塗料を乾かしている間に合皮をカットしておきます。幅160×長さ190mmを測りハサミでカットした物を2枚作ります。使用する革は本革や合皮どちらでもかまいません。
ワトコオイルを塗装して15~30分程度たったら布等でふき取ります。(完全乾燥まで12~24時間)
もっと綺麗に仕上げたい場合のワトコオイル塗装方法は下記よりご覧ください。
「ワトコオイル全色の分かりやすい色見本と、最高におすすめの塗装手順!」
塗料が完全に乾いたらレターホルダーを取り付ける箇所に印をつけます。板材(700mm)の上から160mm、340mm、490mm、670mmの両端から10mmずつ内側に印をつけます。
合皮を板材に貼り付けます。板材の上から340mm部分につけた印の10mm上に少なめの木工接着剤をつけて合皮を貼りつけます。この部分は合皮を折り込む部分なので合皮の表側10mm部分を貼りつけてくださいね。
次に側板に木工接着剤をつけて、板材の印をつけた部分に貼りつけます。側板の底部分は合皮と重なっています。もうひとつのレターホルダーも同じように取りつけてください。
ボンドで不安な場合は裏面から釘で補強してもOKです。今回は隠し釘で補強しました。
「隠し釘とは? 釘を見せたくない家具DIYに最適な使い方!」
合皮を側板に合わせて釘で固定していきます。釘の間隔は好みですが、両端を釘で固定してから真ん中に釘を打つ、端と真ん中の間に2つや3つほど釘を打てばバランスよく固定できます。もちろん底の合皮も釘で固定してくださいね。
杉材を使っているのでとっても軽い!取付けは三角吊カンの金具やビスを使って壁に固定するか、立て掛けてもいい感じです。
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