2017年07月31日更新
押入で布団の下などに敷かれているすのこ。実はDIYで大活躍のアイテムなんです。本棚や食器棚はもちろんコート掛けや傘立てまで、自分の好みに自由にアレンジ。すのこDIYのおしゃれなアイディアから購入のポイント、そして作り方までをしっかり解説します!
DIYですのこが素敵に変わるってご存知でしたか?まずはどんな使い方ができるのか、実際の事例をみてみましょう。
シックな雰囲気のスパイスラック。2枚のすのこを立てて横に板を渡すだけであっという間に棚の形になっちゃいます。
もちろん食器棚も作れます。
塗装すれば色だって自分好みに。
大型のすのこを使えば大きな家具だって作れます。服が増えてきてもこれで安心ですね。
大きさが自由に変えられるので、収納棚を作るのにピッタリ。
カットすれば傘立ても作れます。金網が男前ですね。
すのこを立てて裏向きにして、幅が広めの板を打ち付けた例。簡単な工程でおしゃれなマガジンラックが作れます。
花台だってすのこで作れます。ビビットカラーがかわいい!
こんな風にすのこにアイアンの棚を取り付けるのもおしゃれ。
棚が小さめなら吊るすのもいいですね。
多肉植物もすのこフラワーラックでおしゃれ。
すのこで壁掛け収納っぽく飾るのもありです。
棚の裏に金網を張ると男前な印象に。
シャビーシックな棚をDIY。板の間を埋めればすのこは一枚板として使えるのです。
雰囲気を壊しがちな室外機はすのこで隠してしまいましょう。ついでに棚にすればむしろディスプレイになります。
すのこ2枚を交差させてマガジンラックをDIY。ヴィンテージな色味もかっこいいです。
ウォールディスプレイもすのこDIY。よーく見ないとすのことは気づきませんね。
存在感のあるディスプレイにもできちゃいます!
アレンジ次第で子供が喜ぶテイストだって可能。子供部屋に置きたくなるかわいい絵本ラックもできるんです。
ままごとができるキッチンセットもすのこでDIY。おしゃれだからママも子どもも喜んじゃいますね!
部屋のすみに秘密基地をDIY。子どもってこういう場所が好きですよね。
カブト虫の飼育カゴもすこのでできちゃいます。
ここからは初心者もチャレンジしやすいすのこ棚の作り方をご紹介します。この方法以外にもたくさんありますので、気になったは好きな方法で挑戦してみてください。
まずは、すのこをばらします。ちなみにこのすのこは百均で購入しました。
分解の方法
すのこの分解にはマイナスドライバーを使います。
ドライバーを板の隙間に当て、ハンマーなどでトントンと叩きます。
ドライバーの位置を変えて満遍なくトントンしましょう。同じ場所でやりすぎると木が割れる原因になります。
こんな感じでちょっとずつくぼみをつけていくのがコツです。
叩いていくとこんな感じに外れます。何回かやってみてコツをつかめば簡単にばらすことができました♪
そのままではちょっと寂しいので、すのこを塗装してみましょう!
今回は「ブライワックス」という塗料を塗っていきます。木材を簡単に味のある雰囲気にしてくれる便利な塗料です。
塗り終わるとこんな感じです。こちらは棚板に使います。
こちらは枠にする木材。
アンティーク感を出すため、ブライワックスの上からさらにアクリル顔料を上塗りします。わざと粗めに塗るのが経年劣化を表現するコツです。
塗装が終わったら組み立てです。枠をAの字型に組むため、蝶番を取り付けます。
取り付け終わりです。うまくパタパタ開くようになりました。
棚板を入れた状態。この時点でかなり棚の形になってきました。
ただし棚板が枠に乗っているだけなので、Aの字型の枠を押すと横に広がってしまいます。
枠が横に広がらないようにするため、棚板に止め木を取り付けます。これは先ほど解体したときに出た端材を2等分したものです。
こんなふうにボンドで止め木を2コつけました。
止め木が引っかかって枠板の広がりを止めてくれます。
上から押しても大丈夫!
写真ではわかりにくいという方に、こちらはDIY FACTORYと業務提携しているCAINZさんのすのこDIY動画です。動画でわかりやすく説明してくれています。
すのこはホームセンターや百均で販売されています。それぞれ特徴が違うのですが、ざっくりまとめると
という感じです。
なんのDIYをするかによっておすすめは変わってきます。小さな飾り棚くらいなら百均で十分ですが、コート掛けや本棚など大きなものならホームセンターのすのこがおすすめです!
すのこ自体の接合方法は大きく2パターン。釘打ちでしっかり接合か、接着剤やタッカーでやんわり接合かです。にこの写真のように大きめのすのこは釘で、百均などで見かける小さなすのこはタッカーや接着剤だけでくっついていることが多いです。釘を打ったすのこは丈夫ではあるのですが、バラしにくいので分解するようなDIYには向いていません。
分解してDIYするなら、このように釘を使っていないすのこがおすすめです。
入手も簡単でアレンジの幅も広いすのこはDIYの入門編にピッタリ。皆さんも是非挑戦してみてください。
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